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2005年5月23日の日記
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先日羽田空港で見た「喫煙ルームは酷い狭さ、まるで「虫かご」です。 犬小屋から鳥かごへ、そして今度はまるで「ゴキブリホイホイ」のパッケージのようなものです。喫煙者が禁煙者へかける迷惑は理解できますが「喫煙者の一服」をなんで理解してくれないのか情けなくなる光景です。 先週、県立美術館へ行き隣のレストランでコーヒーの一服をしようと入りますと、ウエイトレスさんが「すいません、全館禁煙になりました」と気の毒そうに言い、なんでも県庁へ誰かが禁煙の要望をしたようでした。 芸術を鑑賞し、その後コーヒー飲みながらの会話と一服は実に心和むひとときなのです。
人口50万人の松山市にタバコの税金還付金は30億円程度ですから、人口比率だけでざっと計算し、全国に置き換えると7,200億円になります。 これだけの還付金を愛煙家達は国に納めているのですから、愛煙家はもう少しましな待遇をしてもらっていいのではないかと思います。 「喫煙は、あなたにとって脳卒中の危険性を高めます。」とか「妊娠中の喫煙は胎児の発育障害や早産の原因の一つとなります」とかさまざまなコピーがパッケージに表示されていますが、生産は今すぐストップ出来ないのですからそれまではせめて「タバコ吸う人、吸わぬ人お互い融通きかせましょう」という姿勢にならないのでしょうか。 社会には双方の言い分があり、片方だけの言い分しか通らない社会はどうも理解しにくいのです。
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2005年5月23日(月)
No.346
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